Raspberry Pi Zeroを手に入れた

この記事はRaspberry Pi アドベントカレンダー 22日目の記事となります。

そういや書いていなかったな、と思ったのでこの際に投稿。

半年前の話になりますが、Raspberry Pi Zeroを無事に購入することができました。確か円高ポンド安の影響を受けて大学でPimoroni開いて注文していたのです。休み時間だからいいや。

使って思ったこととしては純粋に小型のLinuxマシンとして扱うのであれば「このZeroで十分なのでは」という感じです。

というのも、ZeroはGPIOポートにピンがないため自分でハンダ付けをする必要があるのです。逆に言えばGPIOを使わない用途であればこれで足ります。

なお、イーサネットポートもないので自分でなんとかする必要があります。USB-OTGケーブルを用意してそこにUSBのLANアダプタを使用すると良いでしょう。あとディスプレイに出力する場合はHDMIの変換アダプタも必要です。初期パーツが必要なのは初見殺しのような気もします。基本的にゼロから始めることができません。

極論、ネットワークへの接続が必要ないシステムを作った場合はずっとこのようにする必要はありません。でもそれだとただの組み込みシステムみたいになってしまいますね。IoTではありません。Tです。

私は基本的にOSMC(メディアセンター)だったり、Volumioだったりと、基本的に単一で動作する環境のみ扱っていました。以前、ループ再生するスクリプトを紹介しましたが、あれもHDMIの変換アダプタだけで済みます。

手前味噌ではありますが、このループ再生を活用してごちうさ再生専用機(通称:Gochiucast)を作りました。活用の仕方によってはデジタルサイネージとしてDVDを使っているシステムを置き換えることもできるのではないでしょうか。

USBケーブルとHDMI変換アダプタ(とケーブル)だけで済む構成の場合はもってこいです。

ここまで言ってしまうと否定しているような言い方になってしまうのですが、そうではありません。このRaspberry Pi Zeroのもう一つの魅力はこの小ささにあります。フリスクより少し大きいサイズなのでなくしてしまいそうなほどコンパクトです。実際、1台なくしました。悲しいですね。

初めて買うならPi 3、少し慣れてきて何を作りたいのか明確になったらZeroを買ってみると思い通りに作れるのではというのが感想です。