iPhone7の不満を解決するべくDAC-HA200を買った

iPhone 7 Plusを使っていて唯一の不満点、それはヘッドホンジャックがないことです。

もちろん今までのヘッドホンが使えるように、Lightning-3.5mmの変換アダプタは付属していますが、小さいので無くしやすいのです。ずっと装着したら良いと思ったのですが、PCにも使ったりするのでう~ん。

ここで冷静に考えてみます。変換アダプタが小さいから無くしやすいのであって、大きければ無くしにくいのではないかと思ったのです。大きい変換アダプタとなるとそれはただのDACなので、DACを買うことにしました。

たまたま、海老庵さんにお会いする機会があったので相談した所、Onkyo DAC-HA200を猛プッシュされたのでこれを選ぶことにしました。同じフォルムでオペアンプだけ違うTEAC HA-P50というのがありますが、DAC-HA200の方はOnkyo HF Playerを無償で使うことができるのでこちらにしました。

音質なんてボクの耳にはよくわからないよ。とりあえずじゃんぱらで注文して数日後到着。

本体への充電はmicroUSBとDC入力の2つがあり、DC入力のほうが高速に充電できます。専用ケーブルを持ち歩くのは躊躇しそうになりますが、この端子はPSPと同じためダイソーなどで売られているPSP充電ケーブルが使えます。安心ですね。

いつも使っているLightning-USBケーブルをDAC HA-200とiPhoneに接続して電源を入れると、iPhone側の音量バーが操作できなくなりDAC-HA200の表示が出ます。DA側にボリュームがあるのでこれで操作します。回して操作するボリュームなので「知らないうちに音量が最大になっててミミガー」という惨劇は防げますね。

通常のミュージックアプリでも楽しめて、Onkyo HF Playerで楽しむこともできます。僕はオーディオにあまり詳しくないので音質に関しては他のブログを見てください(丸投げ)。

あとDACによくあるゴムバンドも付属していました。ですがiPhone 7 Plusは画面が大きいためつけることは諦めました。

ただ、滑り止めとしてはすごく使えます。

 

さて、折角良いDACを買ったのですからもうちょっと遊んでみたいものです。そこでこのようなことをしてみました。

PIMORONI(スイッチサイエンス経由)で注文したpHAT DACを注文。このDACもハイレゾ音源の出力ができるため、ラズパイオーディオ向けディストリビューションであるVolumioと組み合わせることによって再生環境が構築できます。

このpHAT DACはLINE OUTと書いているとおり、聴く場合はヘッドホンが必要になります。なのでこれを使う際は、pHAT DACとヘッドホンの間にDAC-HA200を挟めばOKです。もちろんこれを使わずにDAC HA-200とRaspberry Piを直接接続しても構いません。

これでラズパイオーディオ環境の構築もできてしまいました。更に工夫すると次のような使い方もできます。

VolumioはAirPlayの待受に対応しているので、このような接続をすることによって充電しながら音楽を聴くことができます。これにより、iPhone 7でも充電しながら楽曲を再生することができるようになります。

大げさに書いていますが、今までのiPhoneでできたことが同じようにできるようになっただけなので複雑な気持ちです。ですが、ハイレゾ音源も再生できるようになったので大きな進展になった気がします。

追記(2017年9月13日4:00): iPhone8/X無線充電対応してるしこんなに手間がかかるの7だけじゃねえか