WordCamp Tokyo 2018に行った #wctokyo

WordCamp Tokyo 2018に行ってきた記録です。実を言うとこのブログもWordPressを使っており、さらには高校生の頃からずっと自宅サーバーで稼働しています。テーマ作成で頭を抱えたり、プラグインを作ろうとして悩ませたりとか様々な思い出があるのでいつかは行って見たいと思っていたのです。

WordPressの影響でHTML5やCSS3の基礎を学び始めてそのままずるずるとPHPを学習し、現在では新卒フルスタックエンジニアとなったので、ある意味人生を変えたソフトウェアとも言えます。せっかくなのでこの機会に恩返し的なものができたらと思い、コントリビュートデイにも参加してWordPressに貢献をしたいというわけです。

福岡は残念ながらWordCamp Fukuoka 2011から音沙汰ない状態だったので行けなかったんですよね。今回、ようやく、しかも国内で一番大きなTokyoに参加できました。

コントリビュートデイ

コントリビュートデイでは、みんなが集まってWordPressに貢献するための活動を行う日です。WordPressのコアを修正する人からWordPressを使ってブログを書く人まで、様々な方法でWordPressにまつわる活動を行おうとしていたのが印象的でした。

各ジャンルのエキスパートな方々がいるので頭が真っ白になっても安心です。そんな環境でこう行った活動を行えるのはなかなかない機会ではないでしょうか。

そしてこんなことも起こりました。世の中何が起こるかわからないものですね。

で、ちょっと難しいことにチャレンジしてみようと思い、WordPressコア/CLIチームで参加していたのですが、最終的に心が折れてしまったのでまずは翻訳に移動。前々から思っていた誤訳の修正を行い、その後プラグイン開発チームに移ってプラグインにPull Requestを送っていました。

僕の目的であるWordPressへの恩返しは無事果たせたのではないかなと思っています。本当に良い日でした。

セッションデイ

セッションデイは普通のセッションのお話です。ほとんどのセッションで共通していたのは、

  • HTTP/2に対応する
  • PHP 7にする
  • WordPress本体のアップデートを行う

と、いう感じでしょうか。サーバー触っている身としては慣れているのですが、こういったことを初めてやる人にとっては結構至難ですよね…

🚪PHPの今とこれから 〜WordPressスペシャル版〜 (廣川さん)

PHP 5.6よりもPHP 7.0の方が早くサポートが切れる事に始めて知りました。「PHP7ならとりあえず安心じゃろ〜」という考えは危険ですね。ちゃんと7.1以降かどうか確認しようと思います。

🚪A deep dive into WordPress performance (Mike Rynart)

「そもそもなぜWordPressを速くすることが大事なのか」という箇所から話を展開していたのがすごく印象的でした。本当にサーバーをチューニングして速くするのも大事だけど、結局触るのは人間なのだから体感速度をも上げないといけないという事に気づいたセッションでした。

🚪サーバー各社が勢揃い!ホスティングの立場からの WordPress への貢献と協力

個人的に一番面白かったセッションです。ホスティング会社が同じ席に座り、お互いの良いところを褒めるという内容はとても聞いていて面白かったです。

レンタルサーバーなんてどこも一緒と見えそうですが、実は細かくみて見ると全然違うところもありこれから人に勧める時はそういったところもチェックして紹介したいなと感じました。

最後の「利用者へ伝えたいこと」では「簡単インストールで入れたWordPressを放置しないで!」というのが印象的でした。あの画面を放置すると簡単に乗っ取りができてしまうので本当に危険なんですよね…。

アフターパーティー

アフターパーティーは渋谷のTK Tokyoで行われました。こういうクラブみたいな場所、人生ではじめて行きますが、これもチャレンジの一つなんでしょう(多分違う)。

これがWordPressに纏わるイベントの一部分と言ってもおそらく誰も信じてくれないでしょう。 でもこういうDJイベントなら、ライトニングトークよりも敷居が下がって誰でも楽しめそうですね。”誰でも参加できる”という意味ではある意味WordPressらしいのではないでしょうか。