要はTwilioを使った電話転送です。

もう小中学生の方々は夏休みが終わる時期に入りました。夏休みの宿題とかいうものなんて9月に入ってからやっていた気がします。それはさておき、この時期になるとNHKラジオ第一では「夏休み子ども科学電話相談」という番組があります。各カテゴリのエキスパートが子どもたちからのとてもユニークな質問にこれまた深い答えで返しているのは、聴いている私たちにとってもとても感心させられます。

このような、「一般的な電話」を活用した「放送(ライブ配信)」をやってみたいとは思いませんか?Twilioを活用すると少しの料金で誰でも簡単に実現できるのです!

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そもそもTwilioについて誤解の無いように説明すると、Ruby,PHPなどの言語を使ってAPIを用いて操作できる「クラウド電話ゲートウェイ」です。050番号で着信を受け付ける点に関しては050PlusやSkypeInと似ていますが、あれは電話を受けるだけのゲートウェイに対してこちらは受け流したり、一連の操作を自動化したりすることができます。

例えば、「電話認証を使った本人確認サービス」とか「SMSを使った二段階認証」、大規模に構築するなら「シャープと数字を押してなんやかんやするコールセンター」なども簡単に作れます。

流石に050番号を用いているので本番運用するとお金はちょっとかかりますが、無料トライアルもあるので安心してスタートできます。

Twilioの利用にはTwilio アカウントが必要になります。もちろん電話認証があるので携帯電話を準備しておきます。

スケッチ (4)

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何も考えずに「検索」をクリックする。

アカウントの登録を済ませてログインしたら、Twilioで使う電話番号を購入します。一般的な例としては、SMSを使うならアメリカの番号、電話を受け付けるなら050番号、フリーダイヤルにしたいなら0120番号でしょうか。

スケッチ (5)
「+81 50」から始まる番号は050番号。0800とか0120とかなっているのはフリーダイヤルなので注意。

これで購入完了です。次に電話番号の管理画面を開いておきます。

スケッチ (7)

一見難しそうですが、3回クリックするだけなので簡単ですね。

次に、この電話番号に着信が来た時の挙動を指定します。本来であればここからプログラミング言語を使ったりしていろいろカスタムするのですが、ここでは簡単にTwilio Labsを使ったプログラミング不要の簡単な電話転送を使います。

Twilio Labsのページにある、HTTP GET APIをコピーします。そしてURLの数字の部分には、先頭の0を省いた転送先の番号を指定します。050-1234-5678なら、5012345678と記述してOKです。

スケッチ (3)

スケッチ (8)

先ほどの管理画面に先ほどのURLを貼り付けて保存します。これで完了です。あとはTwilioの電話番号を公開すると、自分の本当の電話番号は隠して受け付けることができます。

実際に自分もこれを使ってツイキャスをしてみましたが、思ったより工夫が必要でした。

  • グダらないために通話時間は決める
  • 電話をかけてもらう人には「ツイキャスの音声を切ってもらう(でないと、トークバックしてしまう)
  • 電話を受け付ける電話機はハンズフリーモードにするなどして音をマイクで拾えるようにする

といったところでしょうか。

電話を取り入れた放送、とても楽しいですよ!この機会にあなたの放送にも取り入れてみてはどうでしょうか!